
・「今年こそ英語」を毎年繰り返してしまう。
そんな私たちのための、少し気が楽になる話。
・高額なスクールも留学もなしで大丈夫。
何から始めればいいか迷う大人の英語独学
・机に向かってガリガリ勉強しない。
自分のペースで「話せる楽しさ」を取り戻す方法
・がんばりすぎる英語学習を手放してみたら。
1冊の本から見つけた、心地いい学びの形
・『独学で英語を話せるようになった人がやっていること』レビュー。
挫折続きの社会人に勧めたい理由
「よし、今度こそ英語を話せるようになるぞ」
そう意気込んで買ったはずのテキストが、
気づけば本棚の肥やしになっている。
最初の2、3ページだけ書き込みがあって、
それ以降は真っ白なページが続いているのを見るたびに、
なんだか自分が情けなくなってしまったり。
そんな経験、ありませんか。
仕事の合間や、
家に帰ってからの貴重な時間。
疲れた頭で分厚い参考書を開き、
ひたすら単語を暗記したり、
難しい文法規則を覚え直したりするのは、
想像以上にエネルギーがいるものです。
周りの「英語がペラペラな人」を見ては焦り、
「やっぱり自分には才能がないのかな」と諦めてしまう。
そんなサイクルを何度も繰り返していると、
英語そのものに苦手意識がついてまわるようになりますよね。
そんな風に、
英語を学び直したいけれど、
一歩を踏み出すのが少し怖くなっている方に、
そっとおすすめしたい本があります。
中林くみこさんの
『独学で英語を話せるようになった人がやっていること』という本です。
この本が教えてくれるのは、
誰もが知っているような特別なエリートの勉強法ではありません。
タイトル通り、
私たちと同じように働きながら、
あるいは日常生活の中で、
自分ひとりで試行錯誤して
英語を身につけていった人たちのリアルな工夫です。
なぜこの本が、
これまでに挫折を経験した人に向いているのか。
本をめくっていて、
なるほどなと感じたのは、
世間一般で言われる
「毎日2時間必死に勉強しなさい」
といった努力論や根性論が
どこにも書かれていない点です。
私たちが日常で英語を話したいと思うとき、
本当に必要なのは、
難しいニュースを議論する英語ではなく、
もっと身近な、
自分のことや日々の出来事を伝える
シンプルな言葉だったりします。
この本では、
完璧な文法を目指すのを一度やめて、
自分の手が届く範囲の表現から、
少しずつ生活に馴染ませていく
ステップが優しく語られています。
これなら、
平日の夜にちょっとだけ時間ができたときや、
休日の朝のコーヒータイムに、
自分のペースで細く長く
続けていけそうな気がしてきます。
ただ、
この方法にも向き不向きはあると思います。
例えば、
数ヶ月後のTOEICの試験でとにかく高いスコアを
取らなければならないとか、
明日のビジネス会議で
専門的なプレゼンをしなければならない、
という方にとっては、
少しのんびりとしたアプローチに感じられるかもしれません。
でも、
「英会話スクールに通うのはハードルが高い」
「まずは英語を話すことへの恐怖心をなくして、楽しみながら独学を続けたい」
という人にとっては、
迷ったときの羅針盤のような、
とても心強い味方になってくれます。
読み終わったあと、
不思議と
「明日から寝る間を惜しんで勉強しよう」
という重い決意ではなく、
「ちょっと今の自分にできることから、試してみようかな」という、
軽い気持ちが残りました。
劇的に明日から世界が変わるわけではないけれど、
毎日の生活にほんの少しだけ英語が混ざることで、
これからの自分の可能性がゆるやかに広がっていく。
そんな心地いい変化を、
この本と一緒に迎えてみるのもいいかもしれません。
書籍情報
・作品名:独学で英語を話せるようになった人がやっていること
・著者:中林 くみこ
・出版社:リチェンジ
・発売日:2024/12/23
・ページ数:254ページ
・ISBN-10:4434343955
・ISBN-13:9784434343957

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