
「今度こそ英語を続けよう。」
そう思って単語帳を開いたのに、気づけば本棚へ戻っていた。
そんなことが何度かあると、「続かない自分」が少し気になってしまいます。
でも、振り返ると続かなかった理由は、英語そのものよりも「始め方」が自分に合っていなかっただけなのかもしれません。
最近見かけた『NHKラジオ ラジオビジネス英語 2026年7月号』は、そんなことを考えさせてくれる一冊でした。
「勉強する」より、「英語に触れる」が近い感覚
英語学習というと、机に向かって何時間も勉強するイメージがあります。
けれど、この本はラジオ番組と組み合わせて使うことを前提に作られています。
耳で英語を聞きながら、必要なところをテキストで確かめる。
その流れなら、「勉強を始める」という少し重たい気持ちよりも、「今日は少し聞いてみようかな」という気持ちで向き合えそうです。
英語学習を長く続けるには、この距離感が意外と大切なのかもしれないと感じました。
ビジネス英語だけど、肩に力を入れなくていい
タイトルに「ビジネス英語」とあると、難しい表現ばかりを想像する人もいると思います。
もちろん仕事で使う場面を意識した内容ですが、会話の流れや表現を少しずつ身につけていく構成なので、「英会話」や「ビジネス英語」が苦手な人でも入り口として読みやすそうです。
仕事で海外とのメールやオンライン会議が少し増えてきた人や、「いつか必要になるかもしれない」と感じている人にも、日々の積み重ねを作りやすい印象があります。
一度に覚えようとしなくてもいいと思えるだけで、気持ちは少し軽くなります。
「今日はここまで」で終われる本は続きやすい
英語学習が続かない理由の一つは、最初から頑張りすぎてしまうことなのかもしれません。
この本は月刊誌ということもあり、「全部終わらせなきゃ」と構えすぎずに付き合えそうです。
朝の支度をしながらラジオを聞く。
通勤時間にテキストを少し開く。
そんな小さな習慣の積み重ねが、あとから振り返ると意外と大きな変化になっていることもあります。
英語学習は、勢いよりも続けられる形を見つけることのほうが大切なのだと改めて思いました。
この本が合いそうな人、少し違うかもしれない人
もし、「英語を学び直したい」「独学に少し不安がある」「仕事でも使える英語に触れてみたい」と考えているなら、この本は選択肢の一つになりそうです。
一方で、短期間でTOEICの点数だけを大きく伸ばしたい人や、問題集を中心に演習を重ねたい人は、目的に合った別の教材を組み合わせたほうが取り組みやすい場面もあると思います。
学習方法に正解はありません。
だからこそ、自分が続けやすい形を見つけることが、一番遠回りに見えて近道なのかもしれません。
英語は、一度離れてしまっても、また始められます。
何か特別な決意が必要というより、「今日は少し聞いてみようかな」と思える日があるだけでも十分です。
この一冊は、そんな静かなきっかけを作ってくれる存在になりそうです。
急いで読み切る必要もありません。
また英語が気になった日に、この本のことを思い出せたら、それだけでも一歩なのだと思います。
書籍情報
編集:NHK出版 日本放送協会
出版社:NHK出版
発売日:2026年6月12日
ページ数:293ページ
ISBN-10:不明
ISBN-13:不明

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