ビジネス成功したいなら英語と英会話を修得すべし。

少しずつでも英語を理解し、自分の英会話スキルを向上させようと思う。

全26文字のアルファベットを分かりやすく解説|英語アルファベットを解説

<英語アルファベットとは?>

 現代の英語で使用されるアルファベットは、通常ラテン文字によって記述され、以下の26種類の文字を用いて表現されます。

 

<大文字>

 A・B・C・D・E・F・G・H・I・J・K・L・M・N・O・P・Q・R・S・T・U・V・W・X・Y・Z

<小文字>

 a・b・c・d・e・f・g・h・i・j・k・l・m・n・o・p・q・r・s・t・u・v・w・x・y・z

 

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 欧州の他の多くの言語と異なり、英語では外来語以外では「ダイアクリティカルマーク」をほとんど使いません。また、手書きの場合、現在は読みやすさなどの観点から「ブロック体」が主流となっています。

 英語には複数の発音があり、綴りと発音には差異があるため、黙字が存在したり、一つの発音に複数の綴りがあることがあります。

 また、英語には「ch、sh、th、ph、wh」などの二重音字や、「æ」と「œ」の2つの合字が存在し、「&」がアルファベットの一部として扱われることもあります。

<英語アルファベットの音韻について>

 「A、E、I、O、U」は母音字であり、発音しない場合を除いて「母音」を表します。

 それ以外の文字は、「子音字」であり、発音しない場合を除いて一般的に子音を表します。

 ただし、「Y」は子音よりも母音を表すことの方が多いです。

 また、「W」もまれに母音を表します。

 逆に、「U」と「I」は子音を表すことがあります。

<英語の発音について>

別ページで解説します。

<英語アルファベットの名前について>

 母音の文字の名前は文字そのものであり、子音の文字の名前は、「bee、ef」など、ほとんどが「子音+ee」か「e+子音」の形式です。

 例外は、「aitch(H)、jay(J)、kay(K)、cue(Q)、ar(R)、ess(S)、wye(Y)、zed(Z)」です。

 子音の文字の複数形は、「-s」をつけますが、「aitch、ess、ex」は「-es」をつけ、「aitches、esses、exes」となります。

 母音の文字の複数形は、「-es」をつけます。「aes、ees、ies、oes、ues」となり、名前でなく文字で書く場合には、「As、Cs」など、そのまま「-s」をつけます。

 

以下、「文字・名前・発音」の順で記載します。

「A・a・/ˈeɪ/, /æ/」、

「B・bee・/ˈbiː/」、

「C・cee・/ˈsiː/」、

「D・dee・/ˈdiː/」、

「E・e・/ˈiː/」、

「F・ef・/ˈɛf/」、

「G・gee・/ˈdʒiː/、jee・/ˈdʒiː/」、

「H・aitch・/ˈeɪtʃ/、haitch・/ˈheɪtʃ/」、

「I・i・/ˈaɪ/」、

「J・jay・/ˈdʒeɪ/、jy・/ˈdʒaɪ/」、

「K・kay・/ˈkeɪ/」、

「L・el or ell・/ˈɛl/」、

「M・em・/ˈɛm/」、

「N・en・/ˈɛn/」、

「O・o・/ˈoʊ/」、

「P・pee・/ˈpiː/」、

「Q・cue・/ˈkjuː/」、

「R・ar・/ˈɑr/」、or・/ˈɔr/」、

「S・ess (es-)・/ˈɛs/」、

「T・tee・/ˈtiː/」、

「U・u・/ˈjuː/」、

「V・vee・/ˈviː/」、

「W・double-u・/ˈdʌbəl.juː/」、

「X・ex・/ˈɛks/」、

「Y・wy・/ˈwaɪ/、wye・/ˈwaɪ/、why・/ˈwaɪ/」、

「Z・zed・/ˈzɛd/、zee・/ˈziː/、izzard・/ˈɪzərd/」

ダイアクリティカルマークについて>

 英語のダイアクリティカルマークは、借用語によく使用されますが、新しい言葉になるとマークが省略される傾向があります。

 プロのコピーライターや植字工は使用しますが、キーボードにマークがないため、非公式な文章では省略されることがあります。

 外来語として認識される場合、または混乱する単語の場合は、ダイアクリティカルマークが維持される傾向があります。

 ダイアクリティカルマークは、単語の音節を示すのに用いられることもあります。

 「アキュート・アクセント(´)」、「グレイヴ・アクセント(`)」、「トレマ(¨)」は、語末の「e」につけて、その「e」は発音するということを明示するためにも使われます。

 例えば、日本酒の「saké」は「saké」と書かれ、発音を明確にするために「トレマ」が使用されます。

<アンパサンドについて>

 歴史的には、この文字は「Et」の合字ですが、英語では、この文字は英語の「and」という単語を意味します。

 英語アルファベットの最後に「&」が置かれることがあり、時にはラテン語の「et」という単語を意味することもある。

 また「&c」は、「et cetera」の略にもなります。

アポストロフィーについて>

 アポストロフィは英語アルファベットの一部ではないが、単語の短縮に使われ、いくつかの単語ペアではアポストロフィの有無で書き分けができる。

 例えば、「its」と「it's」、「were」と「we're」、「shed」と「she'd」など。

 また、所有限定詞を表すためにも使われ、18世紀からこの用法が始まった。

 以前は、複数形と紛らわしかったためアポストロフィは使われず、「s」が単語に付けられていた。

<英語の文法について>

別ページで解説します。

<英語アルファベットはじまり>

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<昔の古英語とは?>

 英語の最初の書記体系は、5世紀にアングロ・サクソン人によって持ち込まれた「アングロサクソンルーン文字」でした。

 しかし、7世紀にキリスト教の宣教師によってラテン文字に置き換えられ、以降は両方の文字が併用されるようになりました。

 ルーン文字の一部は、現在でも英語アルファベットに残っており、それらはルーン文字のアイデアから派生したものであることが分かっています。

 1011年には、伝統的なアルファベット順序が記録され、ラテンアルファベット24字に続いて、ティロ式速記文字の「ond」から始まる英語で追加された5つのアルファベットが追加されました。

 

「A・B・C・D・E・F・G・H・I・K・L・M・N・O・P・Q・R・S・T・V・X・Y・Z・&・⁊・Ƿ・Þ・Ð・Æ」

 

<近代英語とは?>

 英語は最初、5世紀にアングロ・サクソン人によってルーン文字で書かれていましたが、7世紀にはラテン文字に置き換わり、現在のアルファベットに至りました。

 近代英語の正書法では、「ソーン(þ)、エズ(ð)、ウィン(ƿ)、ヨッホ(ȝ)、アッシュ(æ)」と、「o」と「e」の合字「エテル(œ)」の文字が廃止され、その後、中英語や初期近代英語で「アッシュ」と「エテル」が再導入されました。

 現代の英語アルファベットは、16世紀に導入された「j」と「u」を含む以下の26文字で構成されています。

 

「A・B・C・D・E・F・G・H・I・J・K・L・M・N・O・P・Q・R・S・T・U・V・W・X・Y・Z」

 

 初期近代英語では、長い「s(ſ)」が用いられていましたが、19世紀初頭には使用されなくなりました。

 

<英会話の方言と変種について>

 英語は複数の中心地言語であり、標準語は存在しないが、英語圏諸国は密接な関係を持っており、意思疎通ができなくなるほどの言語分化は起こっていません。

 英語の系統としては、アメリカ英語とイギリス英語の2つに分かれ、アメリカ英語はカナダ英語とアメリカ合衆国英語に分かれています。

 合衆国英語は、フィリピン英語の元となっています。

 これに対して、18世紀末以降の積極的な植民によってイギリスは世界各地に英語圏を広げ、オーストラリア英語やニュージーランド英語、西インド諸島英語やインド英語など、カナダ以外の旧イギリス領諸国の英語はすべてイギリス英語の系譜に連なっています。

 一方、英語圏の辺境では、言葉の通じない人々が簡単なコミュニケーションを取るためにピジン英語が各地で形成されています。

 特にカリブ海地域では、奴隷貿易によって連れてこられた人々の間で多様なピジン言語が発生し、その後の世代で文法と語彙が整備され、英語系のクレオール言語が多数誕生しました。

 ジャマイカクレオール語は代表的な例です。

 このクレオール言語は解放奴隷によって西アフリカへもたらされ、クリオ語などの英語系クレオール言語がさらに形成されました。

 英語圏の太平洋諸島でも、同様の過程が起こり、トク・ピシンなどの英語系クレオール言語が形成されました。

 英国が世界各地に植民地を建設した関係上、英語を起源とするピジン言語・クレオール言語は非常に数が多く、全世界のピジンクレオール言語の約40%が英語を起源としていると考えられています。

<まとめ>

世界各国で公用語とされている英語は、国や地域によって様々なカタチに変化しています。

もともとアルファベットは、沢山の種類があり、その中の一部が英語アルファベットになります。

わたしは、日本で生活していると外国の方の英語の発音は非常にわかりづらいと感じています。

しかし、英語の音韻を学ぶことで、日本語で発音しない音をしることで、クリアできるのではないかと感じました。

ただただ、英会話の勉強をするだけでなく、今回のような「英語とは?」と深堀して知識を増やしていくのも英会話上達への第一歩と感じた次第です。

 

ありがとうございました。