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- ｜はじめに
- １．「whose」の意味と使い方
- ２．疑問詞としての「whose」
- ３．関係代名詞としての「whose」
- ４．「whose（だれの…ですか。）」の「現在形」「過去形」「未来形」
- ５．「whose（だれの…ですか。）」の注意すべきポイント
- ６．「whose（だれの…ですか。）」をイメージしたシチュエーション
- ｜おわりに
｜はじめに
「whose（だれの？）」は英語で所有を表す疑問詞です。例えば、「whose book is this?」は「これはだれの本ですか？」という意味になります。しかし、この単語は他にもいろいろな使い方があります。
ここでは、「whose（だれの？）」の意味と使い方を解説します。どんな場面で「whose（だれの？）」を使えるのか、例文や注意点とともに学びましょう。
１．「whose」の意味と使い方
「whose」は、誰の、どちらの、という意味の疑問詞で、人や動物の所有者を尋ねるときに使います。主語、目的語、所有格のいずれの形でも使うことができます。
【whoseの意味】
・所有格代名詞のひとつで、「だれの？」という意味です。
・名詞の前に置いて、その名詞の所有者を尋ねます。
・疑問文だけでなく、関係代名詞としても使えます。
・関係代名詞として使う場合は、先行詞が人でも物でもかまいません。
・先行詞が複数形でも単数形でもかまいませんが、その場合によって動詞の数が変わります。
【whoseの使い方】
・「whose」は、誰の、どちらの、という意味の疑問詞です。
・人や動物の所有者を尋ねるときに使います。
・「whose」は、主語、目的語、所有格の修飾語として使えます。
・主語として使うときは、文頭に置きます。
・目的語として使うときは、動詞や前置詞の後に置きます。
・所有格の修飾語として使うときは、名詞の前に置きます。
「whose」は、「who」や「which」の所有格です 。「who」や「which」は主語や目的語になりますが、「whose」は形容詞的に使われます。そのため、「whose」の後には必ず名詞が来ることに注意しましょう。
２．疑問詞としての「whose」
①「whose」は疑問詞と関係代名詞の両方の役割を持つことができるので、文脈によって使い分ける必要があります。
・疑問詞の「whose」：誰のものかを尋ねる疑問詞として使われる。
例文：「Whose book is this?（これは誰の本ですか？）」という意味になります。
・関係代名詞「whose」：先行詞と後続する節をつなげる役割をする。
例文：「This is the man whose car was stolen.（これは車が盗まれた男性です。）」という意味になります。この場合、「whose car was stolen」は先行詞の「the man」に関する情報を与える節です。
②「whose」は文頭に置いて、物や人の持ち主を聞くことができる。
「whose」は疑問詞として使われるとき、文頭に置いて、物や人の持ち主を尋ねることができます。
例文：
・「Whose book is this?（これは誰の本ですか？）」という意味になります。
・「Whose car did you borrow?（誰の車を借りましたか？）」という意味になります。
また、「whose」は名詞の前に置くことで、所有格を表すこともできます。
例文：
・「This is his book.（これは彼の本です。）」という意味になりますが、「This is the book whose cover is blue.（これは表紙が青い本です。）」という意味になります。
「whose」を使うことで、物や人の持ち主を簡潔に尋ねることができます。
③「whose」に続く名詞は単数形でも複数形でもよい。
「whose」は疑問詞として使われるとき、所有者を尋ねることができます。
例文：
・「Whose book is this?（これは誰の本ですか？）」という意味になります。この場合、「whose」に続く名詞は単数形の「book」ですが、複数形でも構いません。
・「Whose shoes are these?（これらは誰の靴ですか？）」という意味になります。この場合、「whose」に続く名詞は複数形の「shoes」です。
つまり、「whose」に続く名詞の数は、所有されているものの数によって決まります。
④「whose」だけで「誰のもの」という意味で使うこともできる。
「whose」は疑問詞として使われるときに、「誰のもの」や「誰の」という意味になります。
例文：
・「Whose book is this?（これは誰の本ですか？）」という質問になります。しかし、「whose」は「誰のもの」という意味で単独で使うこともできます。この場合、「whose」は名詞の代わりになり、「This is mine. Whose is yours?（これは私のものです。あなたのは誰のものですか？）」という意味になります。
このように、「whose」は疑問詞としてだけでなく、名詞としても使えることがあります。
３．関係代名詞としての「whose」
①「whose」は「誰のもの」や「誰の〜」という意味で使われる。
「whose」は、関係代名詞として使われるときには、「誰のもの」や「誰の〜」という意味を表します。
例文：
「This is the man whose car was stolen.」という文では、「whose car was stolen」が関係節で、「この男性の車が盗まれた」という意味になります。
関係代名詞「whose」は、人だけでなく、動物や物にも使えます。
例文：
「The dog whose tail is black is mine.」という文では、「whose tail is black」が関係節で、「その犬の尾は黒い」という意味になります。
「whose」は、所有格の代名詞「his」「her」「its」「their」などと同じように、名詞の前に置いて使います。
②「whose」は先行詞が所有者（持ち主）で、その所有物（人やモノ）について説明することができる。
「whose」が関係代名詞として使われるとき、先行詞が所有者（持ち主）で、その所有物（人やモノ）について説明することができます。
例文：
・「This is the man whose car was stolen yesterday.」という文では、「the man」が先行詞で所有者であり、「car」がその所有物です。
「whose」は「the man」に関係する語句を導いています。このように、「whose」は人や動物だけでなく、無生物にも使えます。
無生物の場合は「of which」や「that」を使うこともできます。
例文：
・「This is the book whose cover is blue.」という文は、「This is the book that has a blue cover.」や「This is the book of which the cover is blue.」と同じ意味になります。
③「whose」は人だけでなく、動物や物にも使える。
関係代名詞としての「whose」は、所有者や所属者を表す語です。人だけでなく、動物や物にも使えます。
例文：
・「This is the dog whose owner is my friend.（これは飼い主が私の友達である犬です。）」という意味になります。
・「This is the book whose title is written in English.（これはタイトルが英語で書かれている本です。）」という意味になります。
このように、「whose」は関係代名詞として、人や物の属性や特徴を表すことができます。
④「whose」は形容詞的用法と副詞的用法がある。
関係代名詞としての「whose」は、人や物の所有や所属を表す語です。形容詞的用法では、先行詞にかけ、名詞を修飾します。
例文：
・「This is the man whose car was stolen.（車を盗まれた男性です）」という文では、「whose car」が「the man」を修飾しています。
副詞的用法では、先行詞の一部にかけ、文全体を修飾します。
例文：
・「He lives in a house whose roof is red.（彼は屋根が赤い家に住んでいます）」という文では、「whose roof is red」が「a house」の一部である「roof」にかかり、文全体を修飾しています。
４．「whose（だれの…ですか。）」の「現在形」「過去形」「未来形」
「Whose」は疑問詞としても関係代名詞としても使われる単語です。疑問詞としては、「Whose + 名詞」で「誰の～？」という意味になります。
例文：
・「Whose pen is this?（これは誰のペンですか？）」という質問になります。
関係代名詞としては、「先行詞の」という所有格の役割を果たします。
例文：
・「She is the woman whose car was stolen.（彼女は車が盗まれた女性です。）」という文になります。
「Whose」を使った文の時制は、その文の主要部分（be動詞や一般動詞）によって決まります。
・現在形：「Whose book are you reading?（あなたは誰の本を読んでいますか？）」
・過去形：「Whose hat did you borrow?（あなたは誰の帽子を借りましたか？）」
・未来形：「Whose phone will you use?（あなたは誰の電話を使いますか？）」
５．「whose（だれの…ですか。）」の注意すべきポイント
疑問詞として「whose」を使う場合は、文頭に置き、所有する物や人を名詞で続けます。例えば、「Whose bag is this?」は「これは誰のカバンですか？」という質問になります。 この場合、「whose」は形容詞的に名詞を修飾しています。
関係代名詞として「whose」を使う場合は、先行詞と関係する文の間に置き、先行詞の所有者を表します。例えば、「She is the girl whose father is a doctor.」は「彼女は父親が医者の女の子です」という文になります。 この場合、「whose」は代名詞的に先行詞の所有者を指しています。
【「Whose」の使い方に注意すべきポイント】
①「Whose」は人だけでなく物や動物にも使えますが、無生物や抽象的なものに対しては「of which」や「that」などを使う方が自然です。例えば、「This is the book whose cover is blue.」よりも「This is the book that has a blue cover.」や「This is the book of which the cover is blue.」の方が適切です。
②「Whose」は単数・複数・性別に関係なく使えますが、後ろに続く文の主語や動詞は先行詞や所有する物や人に合わせて変化させる必要があります。例えば、「He is the boy whose dog barks a lot.」では「dog」が単数なので動詞も単数形の「barks」になりますが、「They are the students whose parents live abroad.」では「parents」が複数なので動詞も複数形の「live」になります。
６．「whose（だれの…ですか。）」をイメージしたシチュエーション
「whose（だれの…ですか。）」は、疑問詞としても関係代名詞としても使える単語です。
・疑問詞としては、人や物の所有者を尋ねるときに使います。例えば、「Whose bag is this?」は「これはだれのカバンですか？」という意味になります。
・関係代名詞としては、先行詞の所有者を表すときに使います。例えば、「The man whose car was stolen is my friend.」は「車が盗まれた男性は私の友達です。」という意味になります。
英会話を勉強する時は、日常生活でよくあるシチュエーションをイメージする「学校や職場で見知らぬ物を見つけたとき」や、「友達や家族の持ち物について話すとき」などです。
また、関係代名詞として使う場合は、人や物の特徴や状況を説明するときに役立ちます。例えば、「She is the woman whose son won the contest.（彼女は息子がコンテストに優勝した女性です。）」という意味になります。
｜おわりに
以上が、「whose（だれの？）」の意味と使い方でした。
「whose」は、所有格代名詞のひとつで、「だれの？」という意味です。名詞の前に置いて、その名詞の所有者を尋ねます。
「whose（だれの？）」は、所有格の疑問詞で、人や動物の所有物を尋ねるときに使います。例えば、「Whose book is this?（これはだれの本ですか？）」や「Whose dog is that?（あれはだれの犬ですか？）」などです。
また、「whose」は、先行詞と後続する節をつなげる役割をする関係代名詞としても使えます。例えば、「The man whose car was stolen is my friend.（車が盗まれた男性は私の友人です。）」や「The girl whose name is Alice is very smart.（名前がアリスという女の子はとても賢いです。）」などです。
疑問詞として使う場合は、主格、目的語、所有格のいずれの形でも使うことができます。関係代名詞として使う場合は、先行詞が人でも物でもかまわず、その所有者を説明するときに使います。
「whose」を正しく使うことで、より正確な英語表現を身につけることができます。
englishconversationcoaching.hatenablog.jp
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